12/04/2014

チキンとThanksgiving Dinner

一週間前の木曜日になりますが、Thanksgivingだったので先週の土曜日は友達を招待して、サンクスギビングパーティーをしました。アメリカのサンクスギビングと言えば、ターキーの丸焼きなんですが、ターキーが近くでは買えなかったので近所にある有名なお肉屋兼焼き肉屋さんで丸ごとのチキンをオーダーしました。
アメリカでは中にスタフィングというパンを小さくさいころ大に切ったものを乾燥させ、玉ねぎ、ニンニクやハーブ、クルミ等をオリーブオイルで混ぜたものをチキンの中に詰めますが、今回はトロピカーナのリンゴジュースを使ってパンを焼いていたのでオリジナルでリゾット風なスタフィングを詰めてみました。

トロピカーナで乾杯しました。私はウィスキーと割って、トロピカーナハイボールで頂きました:)素敵なサンクスギビングパーティーになりました。





材料(約4人分)

【前日仕込み】
丸ごとチキン             1羽(今回は1,1kg)
水                        500cc
塩                       小さじ3
砂糖                      小さじ3
塩レモン                     一切れ
ニンニク                      2片
ローリエ                      1枚
胡椒、パセリ、オレガノ、タイム、ローズマリー    少々

*ハーブはお好みのものでいいと思います。今回はパセリとオレガノは庭からのフレッシュなものを使用、タイム、ローズマリーは乾燥のを使用しました。

【当日】
スタフィング

お米                       1/2合
玉ねぎ                      1/2個
ニンニク                      1片
白ワイン                      大2
水                       約300cc
塩、胡椒、パセリ、オレガノ             適量
オリーブオイル                   適量

*固めのリゾットを作ります。リゾットに合うお好みの野菜を入れていただいて大丈夫です。今回のゲストで人参嫌いがいたのでシンプルなリゾットにしました。

作り方

【前日仕込み】
1.チキンは内蔵などの処理はお肉屋さんでお願いしてあったので軽く洗い、袋にチキンの胸を下にして入れます。チキンより少し大きめの容器に入れます。

2.500ccの水の中に塩、砂糖、包丁で潰したニンニク、塩レモン、胡椒、ハーブ類を入れ、かき混ぜ、袋に入ったチキンにかけます。しっかり封をして、冷蔵庫で一晩寝かせます。


【焼き当日】

1.まずはスタフィングを作ります。フライパンにオリーブオイルと潰したニンニクを入れ、弱火にかけ、香りが出たらみじん切りに刻んだ玉ねぎを炒めます。透明感が出てきたらお好みの野菜を小さく切ったものも加え、炒めます。

2.お米を加え、全体に混ざったら白ワインを加えます。アルコールが飛んだら、パセリ、オレガノと水を少し加え炒めます。水がなくなったら少しずつ加え、炒めるを繰り返します。少し固めかなって思う固さになったら塩、胡椒で味を整えます。これでスタフィングの出来上がりです。

3.スタフィングを作る傍ら、前日に仕込んであったチキンを水の中から取り出し、余計な水の水切りをします。手をたこ糸で留めます。中に炒めた固めのスタフィングを詰めて、爪楊枝か串で閉じます。足と足の間に少し間隔を取ってたこ糸で留めます。
*この時、スタフィングは入れすぎず、少し余裕を残します。スタフィングが余った場合は更に水を足し、リゾットにしてしまえばいいのです。

4.オーブンプレートにチキンの胸を下にして置き、オリーブオイルを全体にかけ、230度のオーブンに入れて焼きます。時間的に今回のチキンで50分焼いてます。焼いている途中何度か下に落ちたチキンからの焼き汁を全体にかけます。
*電子温度計でもも肉の真ん中が85度になれば焼けてます。焼きすぎるとお肉がパサパサになるので焼き過ぎに注意して、電子温度計で計って確認する事をオススメします。

オーブンから出したら出来上がりですが、グレービーソースを作りたい方はオーブンプレートにお湯を入れ、焦げた部分も含め、チキンからの焼き汁を全て使って、簡単なグレービーソースがあります。

【グレービーソース】

1.オーブンプレートに入れたお湯で、焦げた部分(お焦げ)も含め、チキンからの焼き汁を網で漉して、足りなければ水を加え、合わせて500ccにします。

2.バターかオリーブオイルを大さじ2、フライパンに入れ、火にかけます。液体になったら小麦粉を加え、炒めます。

3.の出汁を少しずつ加えていきます。塩、胡椒でお好みの味に整えます。(ベシャメルソースを作る要領です)



今回人生初めて、生の丸ごとチキン君を焼いてみました。前日仕込みする為、袋から出す前まではこんにちは、チキン君と話しかけてましたが、実際袋から出してからは震えの嵐。中を洗っている間、ごめんなさいが止まらなかった。チキン君の命を頂いている事を初めて実感しました。私たちは貴重な動物の命もらって生きているんだなぁって。いい経験でした。まさにサンクスギビング。
チキン君のせっかくの命を無駄しない為にも、次の日には友達に言われた通り、残りの骨、ネギとショウガで鶏ガラスープを作りました。いい味出してます:)ありがとう、チキン君。


クリスマスパーティーにも豪華でぴったりなメニューなんじゃないかなって思います。チキン君の命に感謝しながら、みなさんもぜひ作ってみてください!

Guten Appetit!


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