12/12/2016

カブの葉どうしている? カブの葉のジェノベーゼ

旬の野菜、カブ。マーケットでもカブが出回っていますね。
消化酵素、アミラーゼがたっぷりのカブの根の部分は、漬け物や煮物にしたり、味噌汁やスープにと使い道がいっぱい。でも実は根よりも葉の部分の方がビタミンCやカルシウム、カリウム、鉄分等と栄養が豊富なんです。そして抗発ガン作用や美肌効果のあるβカロチンもたくさん含まれているのは葉の部分なんです。捨ててしまいがちなカブの葉は絶対捨てないで食べましょう!


と言っても、じゃあ、どうやって使う?

まずは、買ってきた当日、新鮮なうちに切り取って、ボウル一杯に水を溜めた中に。10分くらいつけて洗ってしっかり汚れを落とす。カブの葉痛みやすいので、必ず買ってきた当日に!時間のない方はここまでやって後は水気を切り、使いやすい大きさ(我が家では5cmくらい)に(包丁で)切って冷凍保存しておきましょう。

肝心な使い道は?

  • ふりかけ

幼い頃から白米が苦手な私にとって、ふりかけは必需品。フライパンに細かく切ったカブの葉(大根の葉っぱでもOK)とちりめんじゃこを入れて甘辛に炒めれれば、簡単なふりかけに。


  • 茹でて冷凍(長期保存可能)

沸騰したお湯に塩ひとつまみ。1分くらいさっさと茹でて、水気をしっかり切り、使いやすい大きさに切ったら冷凍。一回、一回分にぎゅっとひとまとめにしておくと使うときに使いやすいです(我が家では味噌汁や豚汁に入れたりします)。


  • 新鮮なうちにサラダとして



  • 漬け物や炒め物にも



  • カブの葉ジェノベーゼ

今回紹介したいのは、カブの葉ジェノベーゼ。
ジェノベーゼと言えば普通はバジル。イタリア人には怒られてしまうかも知れないけどカブの葉で作っても美味しい!
思いついたきっかけは、先日参加したセミナーでの奥田政行シェフの言葉、『食材を愛すること』。ということで、カブの葉を愛するためにひとまず新鮮な生の状態でガブッと食べてみました。控えめだけどカブの葉の甘みと独特な味。ジェノベーゼにしたら合うんじゃないかな、と。早速試したら、びっくりするくらい美味しい!
今の季節、バジルが手に入らないから嬉しいし、またひとつ我が家の保存食が増えました!



材料(かぶのジェノベーゼ)

カブの葉(茹でたもの)       100g
ニンニク                                                         1片 
松の実                20g
オリーブオイル             100ml              
塩、胡椒               

お好みで:
パルメザンチーズ            適量

下準備

上記で紹介したようにカブの葉をささっと茹でて、水気はしっかりとり、ミキサーにかけやすいように適当に切っておく。

*松の実はオーブンでロースト(180度7〜8分、途中でひっくり返す)。
また、松の実がない場合はクルミやカシューナッツで代用可。

保存瓶に保管する場合は煮沸消毒しておく。

作り方

1.パルメザンチーズ以外の材料をミキサー(フードプロセッサー)にかける。塩はお好みの味に。保存する場合は多めがいいですよ。

2.出来上がり。パスタ等ですぐに食べる場合はチーズを加える。保存する場合は、チーズは加えず、煮沸済みの瓶に入れて冷蔵庫に。長期保存したい場合は、瓶ではなく、一回分に小分けして、冷凍保存。でもあっという間になくなっちゃうくらい美味しい。


鶏肉のジェノベーゼパスタ



カブの葉のジェノベーゼをドレッシングに使っても、ピザにふりかけたりと、色んな近い道があります。
今のところ、我が家で一番人気の使い道は、ミルクスープ(カブやじゃがいもを小さくサイコロ型に切って、オリーブオイルで焼き色をつけたら牛乳と野菜ブロスで煮込んで、塩胡椒で味付けしたシンプルスープ)に食べる前にパセリ代わりにちょこっとかける。優しいミルクスープにアクセントが出ます。


Guten Appetit!





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